メモリアル仏壇が、選ばれる理由。

「あ」のつく用語
会津位牌 あいづぬりいはい
塗位牌の一種で、会津の漆を使った会津塗りで塗られた位牌。
1590年に会津藩主蒲生氏郷が発展させて以来、400年以上続く歴史ある会津塗りの伝統を継ぐ職人の手によって作られたもの。
周囲がきれいに映り込むほどの艶を出す上塗り位牌や、上塗り位牌の倍の工程をかけて鏡に写るような平滑さを出す最高品質の呂色位牌がある。

会津位牌はこちら:会津位牌
厚板貼り あついたばり
仏壇の加工方法。
木材の無垢板(3ミリメートル以上の厚さの板)を芯材に貼ったもの。
厚板貼りには芯材を囲むように貼る四方厚板貼り、三方を囲む三方厚板貼り、芯材を二方から貼る二方厚板貼り、芯材の一面に貼る一方厚板貼りがある。
仏壇公正競争規約で定められる前は練りと呼ばれていた。
雨戸 あまど
仏壇の部位。仏壇の外側に取り付ける扉。
閉めた状態の内側を戸裏と呼び、閉めた状態の外側を表と呼ぶ。
「い」のつく用語
五具足 いつぐそく/ごぐそく
具足の種類。香炉、灯立(燭台)一対、花立一対で五具足と呼ぶ。
中央に香炉、香炉の両側に灯立、灯立の両側に花立を飾る。
灯立と花立がそれぞれ片方だけの場合は三具足と呼ぶ。

五具足(仏具)はこちら:仏具セット
板欄間 いたらんま
仏壇の部位。鴨居と長押上の空間にはめ込まれる。
主に換気効果や明かりを効果的に照らす役割を持つ。
欄間とも呼ばれる。
位牌 いはい
死者の戒名や法名などを記した木の板。
亡くなった直後に作り葬儀で使用する内位牌、野辺送りの時に使用する野位牌、四十九日の忌明け後に仏壇に祀る本位牌、寺や本山に納める寺位牌がある。
浄土真宗では一部の宗派を除き、基本的に位牌は使わない。

位牌はこちら:位牌全種類
「う」のつく用語
ウォールナット うぉーるなっと
仏壇に使われる木材の一種。世界三大銘木のひとつで日本名はクルミ。
家具調仏壇に使われることが多い。
耐衝撃性に強く、狂いが少なく加工性や着色性も良いという特性を持つため、仏壇の素材に使われることが多い。
後ろ板 うしろいた
仏壇の部位。仏壇内部で正面奥に当たる板。
金紙や緞子を用いて装飾する。
背板、向こう板とも呼ばれる。
薄板貼り うすいたばり
仏壇の加工方法。
木材の突板(0.1~0.8ミリメートル程度の薄さの板)を芯材に貼ったもの。
仏壇公正競争規約で定められる前は突板貼りと呼ばれていた。
内位牌 うちいはい
亡くなった直後に作り、枕飾りおよび葬儀の際に用いる白木の簡素な位牌。
四十九日を境に本位牌と取り替える。
打敷 うちしき
仏壇に飾る荘厳具の一種。仏前の前机(前卓)、上卓を飾る布。
逆三角形のものは主に浄土真宗で、四角形のものは浄土真宗以外で使われる。
内欄間 うちらんま
仏壇の部位。欄間の一種。
仏壇の障子を閉じた際に欄間が隠れる仕様。
裏板 うらいた
仏壇の部位。仏壇奥にある板。
奥板、鏡板とも呼ばれる。
裏カンゴ うらかんご
仏壇の部位。
閂を通す金具を雨戸板の裏から表に貫通させる際、戸裏側に出てきている金具を隠すための金具。
ウレタン仕上げ うれたんしあげ
仏壇の塗装方法の一種。ウレタン塗装とも呼ばれる。
仏壇の表面にポリウレタン樹脂塗料を塗装する塗装方法。
耐水性・耐湿性も高く汚れやシミが付着しにくく、木の割れや反りも起こりにくい。
上置仏壇 うわおきぶつだん
仏壇の一種。家具の上に祀ることを目的とした小型の仏壇。
マンションやアパートなどの現代の住宅事情に合わせた作りとなっている。
通常の台付仏壇と同じように唐木のものと家具調(モダン)のものがある。
小型仏壇・ミニ仏壇とも呼ばれる。

上置仏壇はこちら:唐木ミニ仏壇モダンミニ仏壇
上須弥 うわじみ
仏壇の部位。須弥壇の上部分。
段違の場合は中央のものを指し、細物彫刻を付ける部分、流れ、天板からなる。
須弥通りの場合は両端で側板の外側から釘・ネジなどで固定されている。
御堂造りの場合は下須弥と共に出し入れ可能となっており、迎門板などを取り付ける分、前に出る。
上地福 うわじふく
仏壇の部位。
中段付近に設置されている束や大開きの軸を繋げる。
上卓/上机 うわじょく/うわづくえ
仏具の一種。壇の上段、本尊の前に置く小さな机。
具足や仏具などを置く。
「え」のつく用語
えび えび
仏壇の部位。
大小二種類あり、天井板を支えるように見える構造。
海老束/蛯束/エビ束 えびつか
仏壇の部位。
須弥壇中央の彫刻を取り付ける場所に両脇が湾曲された状態で設置されている。
三つ須弥の場合は、脇須弥にも同じ様に取り付ける。
MDF エムディーエフ
仏壇の素材の一種。Medium Density Fiberboard(中質繊維板)の略。
繊維上に細かくした木や紙などを圧縮して固めた圧縮ボード。
生産過程が簡単なため労働コストを抑えて大量生産が可能なので安価で製造ができる。
材質は木材のように軽量で加工性が高く、木材特有の反りや乾燥割れなども少ない。
「お」のつく用語
オーク おーく
仏壇に使われる木材の一種。
家具調仏壇に使われることが多い。
重厚感があり耐久性にも優れている。木目がはっきりしていて虎斑(とらふ)と呼ばれる虎の斑紋に似た模様も特徴。
オープン仕上げ おーぷんしあげ
仏壇の塗装方法の一種。オープン塗装とも呼ばれる。
塗装膜を薄く塗り、木の本来の質感をそのまま活かして木目の良さを損なわない塗装方法。
塗膜を作らず素地を潰さないので木肌の自然な手触りが特徴。
大柱 おおばしら
仏壇の部位。下段から長押と上台輪を繋ぐ柱。
小柱や中柱に対して大柱と呼ばれる。
前柱・半丸とも呼ばれる。
大開き おおびらき
仏壇の部位。
中段下にあり、軸で回転して開けられる造りになっている。
内部には御文箱・御文章箱、または浅い引き出しを備えている場合がある。
大桝 おおます
仏壇の部位。
宮殿の桝組の中にある部品。
お飾り おかざり
仏壇内を飾ること。
飾り方は宗派によって異なる。
荘厳とも呼ばれる。
置灯籠 おきとうろう
灯籠の一種。
仏壇内部、または仏壇の前に飾る灯籠。
浄土真宗では灯籠は使わない。

置灯籠はこちら:置灯籠
奥板 おくいた
仏壇の部位。仏壇奥にある板の名称。
裏板、鏡板とも呼ばれる。
お性根入れ おしょうねいれ
仏壇の買い替えや移動する際に行う法要。
新しい仏壇や位牌に魂を入れ、仏壇や位牌として完成させる。
開眼法要、魂入れとも呼ばれる。
浄土真宗では行わない。
お性根抜き おしょうねぬき
仏壇の買い替えや移動する際に行う法要。
仏壇や位牌に宿る魂を抜き、ただの物にしてから処分や移動を行う。
閉眼法要、魂抜きとも呼ばれる。
浄土真宗では行わない。
お焚き上げ おたきあげ
閉眼法要(魂抜き)を終えた仏壇を焼いて供養すること。
仏壇だけではなく、仏具や位牌も行う。
お内仏 おないぶつ
仏壇内に迎えたご本尊の別称。仏壇そのものを指す場合もある。
浄土真宗から起こった言葉だが、現在では仏教各宗派でも使用されている。
鬼瓦 おにがわら
仏壇の彫刻の名称。
宮殿の破風の上に取り付けられる鬼瓦をかたどった彫刻。
おび
仏壇の部位。雨戸の中央部分や脇戸外側につく横浅。
中は金箔押しされ、中央に刳り込みがついている。
帯付き おびつき
仏壇の部位。
雨戸の戸裏の仕様で、中央に横桟が通っているもの。
御文 おふみ
蓮如が浄土真宗の教義を全国の門徒へ書簡で説いたもの。
浄土真宗本願寺派では御文章(ごぶんしょう)と呼ばれる。
御文箱/御文章箱 おふみばこ
真宗大谷派において御文を収納するための箱。
身と蓋に御文を納め、蓋をした身を置く台がある。
浄土真宗本願寺派では御文章箱と呼ばれる。
折上げ格天 おりあげごうてん
仏壇の部位。仏壇の四隅を丸く折上げた天井の造り。
寺院の本堂などでも取り入れられている。
格天井とも呼ばれる。
御霊供膳 おりくぜん
仏様にお供えする精進料理のお膳。
ご飯、汁物、和え物(煮物)、煮込み物、漬物を仏膳に乗せてお供えする。
供養膳(くようぜん)、霊供膳(りょうぐぜん)など様々な呼び方がある。

御霊供膳はこちら:仏膳・霊供膳
御移徙 おわたまし/ごいし
故人の魂の変わりに阿弥陀様をお迎えする慶事の法要。
真宗大谷派では御移徙、浄土真宗本願寺派では入仏法要と呼ばれる。
御移徙(ごいし)、入仏法要とも呼ばれる。

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