メモリアル仏壇が、選ばれる理由。

「さ」のつく用語
指物 さしもの
仏壇の製作方法。唐木など板材の素地を生かした作り。
釘やネジなどを使わずに木目を綺麗に組み合わせて作られるのが特徴。
サペリ さぺり
仏壇に使われる木材の一種。
桃褐色の芯材は時間の経過とともに色が濃くなっていく。
強度も硬さも強くはないため加工がしやすい。
狭間 さま
仏壇の部位。長押と上台輪の間の丸束に挟まれた部分。
狭間縁と狭間彫りから成る。
三具足 さんぐそく/みつぐそく
具足の種類。仏壇にお祀りする際に使用する最低限の仏具一式。
基本的な並べ方は向かって左から花立、香炉、灯立の順で飾る。

三具足(仏具)はこちら:浄土真宗用具足
三尊仏 さんぞんぶつ
仏具の一種。ご本尊と左右の脇侍・脇侍が一組になったもの。
三段 さんだん
長押、中段、中敷の総称。
三宝/三方 さんぽう
神道の神事で使用される、神饌を載せるための台。
本来は神道で使用されるものだが、寺院で使用する場合もある。

三宝はこちら:三宝・三方
三方開き さんぽうびらき
仏壇扉の仕様の一種。
正面と左右の脇の扉全てが開閉することから三方開きと呼ぶ。
前の二枚扉は繋いでいる側板を一緒に開ける仕様となっている。
「し」のつく用語
シカモア しかもあ
仏壇に使われる木材の一種。
乳白色で、そのままでも光沢がある。
接着性に優れ、ネジ止めや釘打ちなどの相性も良い。
四君子彫り しくんしぼり
仏壇の彫りの一種。
中国で貴ばれている竹、梅、菊、蘭を模した彫刻で、障子に施される。
獅子 しし
仏壇の彫りの一種。
小柱の上端に横に飛び出る形で取り付ける。
下地幅 したじふく
仏壇の部位。中段下の束や大開きの軸を連結する。
下須弥 したじみ
仏壇の部位。須弥壇の下部分を指す。
下台輪 しただいわ
仏壇の部位。台輪のうち、仏壇の土台となる部品。
紫檀 したん
仏壇に使われる木材の一種。唐木三大銘木のひとつ。
重厚で硬質な木材で耐久性や防虫性や耐久性に優れている。
パイオン、ココボロ、インドローズは本紫檀と呼ばれる。
地袋 じぶくろ
仏壇の部位。一部の台付仏壇についている引き戸式の収納。
大きさの関係上、上置仏壇にはつかない。
シャム柿 しゃむがき
仏壇に使われる木材の一種。
緑がかった黒で、バブル模様とも呼ばれる独特の模様が入っている。
名前に「柿」とあるが実際はムラサキ科の広葉樹であり、柿の木ではない。
数珠/珠数 じゅず
仏具の一種。穴が貫通した数多くの珠に糸の束を通し、輪にしたもの。
珠の数は煩悩の数と同じ108個が基本だが、最近では半分の54個のものや四分の一の27個の数珠が用いられている。
念珠とも呼ばれる。

数珠はこちら:男性用数珠(念珠)女性用数珠(念珠)
須弥壇/須彌壇 しゅみだん
仏壇の部位。仏壇中央にあるでご本尊や位牌などが祀られる台。
須弥壇の上に宮殿があり、小柱を立てることでご本尊と両脇を仕切っている。
須弥通り しゅみどおり
仏壇の仕様の一種。上須弥が両脇まで同じ高さになっている造り。
常花 じょうか
仏具の一種。蓮の花をかたどった造花。
茎の本数は奇数とされている。
一般的には金色だが、宗派によっては赤や青などの色付きの場合もある。

常花はこちら:常花
定木 じょうぎ
仏壇の部位。
戸障子を閉めた際に中央が閂が通るよう、凹型にくりぬかれている戸障子に取り付けられる。
荘厳 しょうごん
仏壇内を飾ること。
飾り方は宗派によって異なる。
お飾りとも呼ばれる。
障子 しょうじ
雨戸の内側に取り付ける扉。
外枠の障子框の内側に紗を貼った障子骨をはめ込む。
障子あたり しょうじあたり
長押の部位のひとつ。
障子を閉めた時に当たる部分。
障子骨 しょうじぼね
仏壇の装飾の一種。障子框一枚につき、表子、裏子と二枚はめて、細い木材を縦横に組み合わせた形で塗りを施して金箔を押す。
組子とも呼ばれる。
上段 じょうだん
仏壇の部位。
須弥壇のうち、彫刻が付いた弁当箱と外側の部品からなる部分。
浄土宗 じょうどしゅう
阿弥陀如来をご本尊とする仏教の宗派。
法然が開いた宗派で、本山は京都の知恩院。
浄土真宗 じょうどしんしゅう
阿弥陀如来をご本尊とする仏教の宗派。
親鸞が開いた宗派で、本山は宗派によって異なる。
真宗大谷派や浄土真宗本願寺派などの数多くの宗派に分かれている。
位牌を使わなかったり、金仏壇を使用するなど他宗派との違いが多い。
浄土真宗本願寺派 じょうどしんしゅうほんがんじは
浄土真宗の一派。本山は龍谷山本願寺。
真宗大谷派との区別のため、お西とも呼ばれ、本山も西本願寺と呼ばれる。
燭台 しょくだい
香炉、花立とあわせて三具足や五具足などのひとつ。
ろうそくを立てるための台。
仏教だけではなく神道やキリスト教でも使用される。
灯立、ローソク立てとも呼ばれる。

燭台はこちら:ローソク立て全種類
白木位牌 しらきいはい
亡くなった直後に白木で作られる簡素な位牌。
枕飾り及び葬儀で使用される内位牌、野辺送りで使用される野位牌がある。
仮の位牌なので四十九日を境に本位牌に取り替える。
真言宗 しんごんしゅう
大日如来をご本尊とする仏教の宗派。
平安時代に弘法大師空海が開いた宗派で、本山は高野山金剛峯寺。
芯材 しんざい
仏壇の骨組みに用いられる木材。
この表面に木材の無垢板を貼る厚板貼り、突材を貼る薄板貼り、木材の模様が印刷されたシートを貼る調プリントなどの加工が施される。
真宗大谷派 しんしゅうおおたには
浄土真宗の一派。本山は京都の真宗本廟。
浄土真宗本願寺派との区別のため、お東とも呼ばれ、本山も東本願寺と呼ばれる。
「す」のつく用語
厨子 ずし
仏具の一種。
両面開きの扉があり、屋根と台座のある戸棚のような形をしている。
仏像・仏舎利・教典・位牌などを中に安置する仏具。
隅丸 すみまる
仏壇の装飾の一種。
須弥壇が滑らかな丸みを帯びているもの。
「せ」のつく用語
背板 せいた
仏壇の部位。仏壇内部で正面奥に当たる板。
金紙や緞子を用いて装飾する。
後ろ板、向こう板とも呼ばれる。
セプター せぷたー
仏壇に使われる木材の一種。
加工性や表面の仕上がりは良好で、黄色や赤褐色の芯材が特徴的。
セルロースラッカー仕上げ せるろーすらっかーしあげ
仏壇の塗装方法の一種。
仏壇の表面にセルロースラッカーを塗装する塗装方法。
木材繊維を原料として作られたため木材との相性が良く、馴染みやすい。
遷座法要/遷仏法要 せんざほうよう/せんぶつほうよう
仏壇の買い替えや移動する際に行う法要。
本尊や礼拝対象物を一時的にただの物にしてから処分や移動を行う。
浄土真宗以外の宗派での閉眼法要に相当する。
禅宗 ぜんしゅう
座禅を用いた修行を行う仏教の宗派。
主に臨済宗・曹洞宗・黄檗宗の総称として使われることが多い。
「そ」のつく用語
曹洞宗 そうとうしゅう
釈迦如来をご本尊とする仏教の宗派。
洞山良价によって創設された宗派で、本山は福井の永平寺。
総無垢 そうむく
厚板貼りや薄板貼りなどの加工方法を使わずに唐木のみで作られた仏壇。
外欄間 そとらんま
仏壇の部位。欄間の一種。
仏壇の障子を閉めた際に、外から欄間が見える仕様。

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